白米甘酒の作り方 | ||
これまでは玄米甘酒を毎日飲んでいたが、白米甘酒との違いをテストするため「ほしのゆめ 無洗米」で作って見ました。 |
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●白米甘酒の作り方1(分量は1.35リッターの容器用 ) (1) ・米麹160gと水300ccを容器に入れ、数10分放置する。 (麹の塊がある時は砕いて良く混ぜる) ・白米ご飯320g (北海道米の「ほしのゆめ無洗米」を使用) ※関連ページ: 「ご飯をフィスラーの圧力鍋で作る」 |
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(2) ・白米ご飯320gと水620ccでお粥を作る。 ・お粥ができたら温度が80度位になるまで、冷ます。甘酒製作当初は100円ショップで買った温度計を使っていたが、室温25度位では約5分後に80数度になるので、今はこの方法で作っています。 ※関連ページ:玄米甘酒の作り方と効能 |
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(3) ・ここでお粥と水に浸した米麹を混ぜ合わせる。これで温度は約20度下がって60度前後になるので、素早く容器に移す。 |
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(4) ・保冷・保温用ペットボトルケース2L用に入れる。 ・更に毛布などで巻き、保冷・保温バッグに入れて自然放置。 |
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(5) 電気式保温ポットを使用しない場合は発酵に時間がかかるので、16時間くらいでは未だ味が薄いが、発酵が進み過ぎてしまうのを避けるため、容器を取り出して冷蔵庫に入れておくと良い。これだと約1日で甘酸っぱい味でとろとろの甘酒に仕上がる。 ※室温など環境の違いにより自然放置時間は要調整。 ●メモ ※100円ショップで購入した商品 ・ポリ容器1.35リッター(セリア) ・棒状温度計(セリア) ・保冷・保温用ペットボトルケース2L用(キャンドゥ) ※米麹、ご飯、水の割合は好みに合わせて調整すると好いでしょう。 ※甘酒に生姜(冷え性やダイエットに効果的)や牛乳(消化酵素の働きが高まる)・豆乳を入れて飲むのも一方法。 ※平安時代は冬の飲み物だったのが、江戸時代には夏の飲み物になったそうである。これは夏バテ防止の栄養補給に甘酒が使われたとのことだ。この為か甘酒は夏の季語になっている。 ※下の写真は甘酒製作から3日後のものだが、製作当時より更にとろとろになり美味しい。 |
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●白米甘酒の作り方2(1.8Lの容器とトモエの甘こうじを使った場合) | ||
1.4Lだと3日位で飲み終えてしまうので、冷蔵庫にぴったりと入って、もっと大きいのを探していたら、100円ショップのキャンドウにこんな容器を見つけたので、早速購入して作って見ました。 今回使った麹はトモエ(札幌・福山醸造)の甘こうじ、これは2種類の麹菌をブレンドしたタイプ。 糖化力に優れたこうじ菌が入っていると言うので、甘こうじとご飯と水の割合を変えて見ました。 ・トモエの甘こうじ200gと400ccの水で麹をほぐす ・ご飯380gと1000ccの水でお粥を作る ・沸騰したお粥を5分間冷ます ・甘こうじとお粥を容器に入れて約1日(4)の方法で保温 保温の後は冷蔵庫に入れて保存、小さい方の甘酒が3日で飲み終わったので、早速こちらの甘酒を飲んで見ました。心配した味の薄さは感じられず、甘さ・酸味も十分でしたので、この割合でもいいようです。 (2009/11/25追記) |
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●白米甘酒の作り方3(1.8Lと1.35Lの容器に2種類の甘こうじをブレンドした場合 ) |
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(1)1.8リッター用 ・トモエの甘こうじ80g+月印の甘こうじ120gに400ccの水を加えて麹をほぐす ・ご飯380gと水1000ccでお粥を作る ・お粥が出来たら、5分間(冬場は4分間)冷まし、甘こうじを入れる 以下省略 (2)1.35リッター用 ・トモエの甘こうじ60g+月印の甘こうじ90gに300ccの水を加えて麹をほぐす ・ご飯300gと水650ccでお粥を作る ・お粥が出来たら、5分間(冬場は4分間)冷まし、甘こうじを入れる 以下省略 ※ご飯680gを作るには「ほしのゆめ無洗米」340ccと浄化水340cc ※ここで使用した卓上電磁調理器は「日立 卓上IH調理器 ホワイト HIT-11-W」ですが、タイマーが便利で安全です。ゆで卵や玄米ご飯など、色々な場面で活躍しています。 ※使用浄水器は「東レ トレビーノ ポット型浄水器1.1L PT302 」 |
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温度はこの赤外線温度計で測定した。 ・麹を水でほぐした時の水の温度は20.4度 ・容器の中にお粥と麹を入れた時の水の温度 1.8L:51.6度、1.35L:52.5度 この温度は非接触型の赤外線温度計を使って測定しました。 |
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・保温バッグに20時間放置後、出して試飲して見たが、トモエの甘こうじ単独の場合と区別がつかなかった。 なお、 この時の甘酒温度は27.4度(右)と27.3(左)度であった。 (2009/12/7追記) ・これまで「ほしひかり、ゆめぴりか、こしひかり」の3種類でやって見たが、こしひかりが一番甘く出来た。 (2010/6/6追記) |
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※その他のこうじでは | ||
左は網走市倉繁醸造の大平原こうじだが、甘酒には不向きと見えてあまり甘くならなかった。 右は北海道清水町丸合清水醸造のこうじだが、10月19日に使って見ようと思う。(2010/10/17追記) 結果:こうじの香りがして甘さも十分。これが一番好きだ。 |
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※韃靼そば米入り甘酒 | ||
製作メモ: |
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最近購入した小泉武夫著「発酵美人〜食べるほどに美しく 」の32ページ〜39ページに甘酒の事が書かれていましたのでその一部を載せておきます。このレシピでは麹に生を発酵に電気炊飯器を使っています。甘酒を生の麹で作るとどうなるか興味のあるところですが、近くのスーパーに生の麹が売っていなかったので、まだ試していません。 |
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女性にうれしい甘酒の健康&美容効果 |
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●甘酒の抗酸化要素 ※麹酸がメラニン色素ができるのを抑える。化粧品の美白成分として多くの化粧品に配合されていたが、動物実験で肝がんを引き起こす可能性があるとの報告がなされたため、2003年3月厚生労働省の通達により薬用化粧品の使用が一旦中止されたが、 2005年に安全性に問題はないとの見解が厚生労働省から発表された。 乾燥肌、シミ、ソバカス、シワ、くすみ、たるみに効果、頭皮に活力を与える。 ※ペプチドは血管を拡張させて、血行が良くなり新陳代謝がよくなると共に血圧の上昇を抑える。 ※アルブチンとフェルラ酸は肌や髪を若返らせる美容効果と強力な抗酸化作用で、活性酸素を除去し、がん細胞が出来るのを防ぐ。 ※アスペラチンはがん退治の主役ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きを強化し、がん細胞の増殖を抑える(免疫力アップ効果) |
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●甘酒の栄養素 |
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●絵柄が猫の湯呑み ここで使用した湯呑みは「さっぽろオータムフェスト2009」の「うらら工房」で購入。 9/23はシルバーウィーク最後の日と晴天が重なって会場は大賑わい。ここで食事をするには長蛇の列に身をおかなくてはいけないので断念して直ぐ買えるとうきびにした。 1本300円 「とうもろこし」としないで「とうきび」としたところがいい。 |
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この湯飲みにしたのは猫の首にリボンを巻いていたから。 ※関連ページ: ・酒粕を使った甘酒(2010/11/24放送NHKテレビ「ためしてガッテン」反応ページ) ・ 「空を飛んだ猫」、「猫のミー写真集」、「札幌及び札幌近郊のペットショップ関連情報」 |
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